Qualcommが「Snapdragon 855」を発表
Qualcomm(クアルコム)は、多くのAndroidスマートフォンに搭載されることになるであろう、同社の次期プロセッサ「Snapdragon 855」を発表した。
「5G導入に向け、これが、モバイルプロセッサとして、5G対応スマートフォンに搭載されることになる」と語った。またQualcommは、サムスンやVerzon、AT&Tなどのパートナーを招いて、2019年の5G対応端末に向けた計画について語った。
Snapdragonとは
Snapdragonとは、Cualcomm社のモバイル用SoC。低価格な「400シリーズ」、中価格帯の「600シリーズ」、高価格な「800シリーズ」に大きく分かれる。
主に、何GHz(1秒間に何回計算できるか)で動作するのかが異なる。価格が上がるにつれ処理能力も上がる。
「snapdragon 855」は、2019年のフラグシップAndroidスマートフォンに幅広く採用されるSoC。
Qualcomm(クアルコム)社
Qualcomm(クアルコム)とは、アメリカに本社を置く移動体通信の通信技術及び半導体の設計開発を行う企業で、ファブレスメーカである。
Qualcomm=「Quality」と「Communications」を合わせた造語
1985年に設立。CDMA方式携帯電話の実用化に成功し成長を遂げた。
当初は携帯電話端末と通信設備の部門を併せ持っていたが、後に、携帯電話部門は京セラに、通信設備部門はエリクソンにそれぞれ売却された。