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on Note

変数が必要な理由から変数を理解する

ここでは、なぜ変数というものがあった方が便利なのかを知って、変数とはどんなものか、どう使っていくのかを理解します。

理由その1 長いデータ文を何度も書く必要がなくなる

変数とは、データに付ける呼び名のようなものです。データを簡単な呼び名で扱うことができるのが、変数の便利なところです。

あるデータがあるとして、そのデータを複数の箇所で必要だとします。この場合、データそのものを毎回記述するよりも、簡単な呼び名でそのデータを扱うことができればコードもスッキリします。

例えば「あいうえおかきくけこさしすせそ」という文字列を複数の箇所で出力するとします。もし変数を使わなければ、毎回「あいうえおかきくけこさしすせそ」を記述することになります。

echo ("あいうえおかきくけこさしすせそ");
echo ("あいうえおかきくけこさしすせそ");
echo ("あいうえおかきくけこさしすせそ");
echo ("あいうえおかきくけこさしすせそ");
echo ("あいうえおかきくけこさしすせそ");

「あいうえおかきくけこさしすせそ」という文字列を変数に代入しておけば、変数名で文字列を扱うことができます。

$kana = "あいうえおかきくけこさしすせそ";

echo ($kana);
echo ($kana);
echo ($kana);
echo ($kana);
echo ($kana);

理由その2 一度に値を変更することができる

複数の箇所で同様に値を変更したい時、それが変数に代入した値であれば一度に変更することができます。

echo (15 + 3);
echo (15 - 3);
echo (15 * 3);
echo (15 / 3);

上の演算式の、「15」を「12」に変更したいとします。変数を使っていなければ、全ての演算式の「15」を「12」に変える必要があります。

では「15」を、今後変更するかも知れない値として変数に代入して、次のように記述します。

$value = 15;

echo ($value + 3);
echo ($value - 3);
echo ($value * 3);
echo ($value / 3);

それぞれの演算の、「15」を「12」に変えたいとしたら、$valueの値を「12」に変更すれば良いのです。

$value = 12;

echo ($value + 3);
echo ($value - 3);
echo ($value * 3);
echo ($value / 3);

$valueの値を変更するだけで、全ての演算式の$valueの値が変わることになります。変数があることで記述の手間が大きく減ることになります。

まとめ

同様の長いデータ文を複数の箇所で使う場合、もしそのデータを変数に代入していなければ、毎回長いデータ文を書く事になります。

また、複数の箇所で値の変更をしなければならない時、変数で指定しておけば、変数の値を変更するだけで全ての箇所に適用されます。

単純な文字列や数値だけでなく、複雑な処理もデータとして扱われます。そして変数とはデータを代入する為のものです。ということは、複雑な処理も変数に代入することができるのです。

変数によって、記述の手間は大きく削減され、コードの見通しも非常によくなります。